2015年2月26日木曜日

「いわき×ふたば=∞の創造力」事業 ふたばの郷土食料理会とフォーラム

「いわき×ふたば=∞の創造力」事業で取りんでいる「ふたばの郷土食」

いわきで生活をされている皆さんが、「ふるさと」を一番身近に感じることのできる「食」を
通して元気になる・ふるさとの良さを見直し、いわきの皆さんと繋がることで、新たな出発
をしていただくキッカケ作りを初めています。

浪江町の交流会に参加させていただいたり、・富岡町・楢葉町+広野町の皆さんと、
「ふるさとの食」を調理・食事会を開催しました。





浪江町では、臼での餅つき。なんと8種類の味付けで美味しくいただきました。
(上から、納豆・大根おろし・にんにく・じゅうねん)

大根の酢漬けを作ったり、ヤーコンを漬けたり。

富岡町と楢葉町+広野町の皆さんとは、日頃よく作っていたものや、祭りの時など
大勢のために作っていた料理を作り、皆さんでワイワイ・ガヤガヤとおしゃべりを
楽しみました。


  煮しめ・きんぴら・白和え・・・お母さんの味です。
  たかともち・・大根おろしで食べるお餅です。
  さっぱり感があるので、特にお父さんたちがよく食べるそうです。


 飾り寿司・・以前はお祭りの時などに、よく作っていたそうです。
 里芋の柚子味噌・・・味噌の味が最高です。
 鮭は、請戸川・木戸川にたくさんあがりました。昔は一匹単位で家に届き
 お父さんやお母さんが捌いていました。
 田舎の料理は、たくさんの食材をふんだんに使っています。
 1日30品目・・・などとワザワザ言わなくても、汁物と煮物と漬物が揃っただけでも
 多くの野菜(葉物・根菜)・魚貝類・肉・発酵食品(漬物・味噌)が並びます。
 
 とっても贅沢な時でした。

 これらの食は、正月から始まり、三日とろろや七草、酉小屋、節分・・・・・
 年間の行事や祭りと結びついて、家々・地区ごとに受け継がれてきた料理と味
 が、今無くなる危機にある・・・
 夏井芳徳さんの「伝統的な行事や祭りとふるさとの料理」の講演は、
 今、「何をすべきか」を考える大事な時間となりました。